アーティストに対価を支払い神戸の街にミューラルアートを増やすプロジェクトって?

こんにちは!MATYです。
私はアート筆文字の書家でもあるのですが、「作品を書いてほしい」と言われれば、嬉しくて無料で書いてプレゼントするなんてことは過去に多々ありました。全く無名に近い私の作品を欲しいと言ってくれるだけで嬉しいので、対価に対して私自身深く考えていなかったのですが、時間をかけている作品なので、金額を決めるようになりました。

同様に、世間では絵や漫画が上手な人が、クライアント(になるかもしれない)人から気軽に「(無料で)書いて」といわれ、時間と作品を搾取され悶々とするアーティストのつぶやきをSNSで多く見かけます。

今回、そんな才能あるアーティストの作品は、きちんと対価を払って評価していくべきだという活動を神戸から始めよう!というプロジェクトが進んでいるのでご紹介したいと思います。

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ミューラルアートプロジェクトキックオフイベント

2020年2月2日2時!
神戸のミューラルアートプロジェクトキックオフイベントが、神戸市役所2号館1階で開催されました。

日曜日の午後にたくさんの人が集まりました!実際はこのカメラの後ろや柱の奥にもたくさん人がいるんですよ!50人以上は来てたと思います。

ライブペイントスタート

早速、キックオフイベントが始まりました。
今回は、イベント中にライブペイントを進めていくということで、先に2人のアーティストが紹介されました

saggy-steez(サギー・スティーズ)さんとniro(ニロ)さんです。
※名前をクリックすればそれぞれのInstagramにリンクしてます!

神戸から街にミューラルアートを取り入れたい理由

そして、プロジェクトリーダーである秋田さんから、今回のプロジェクトにかける思いが話されました。

神戸ミューラルアートプロジェクトの3つの大きな目的

①ミューラルアートを街中に増やす
②アーティストをきちんと評価し、対価を払う
③街のみんながアートを楽しみ投資する文化に

以下は、秋田さんが話した内容を私なりにまとめました。


現在、アートシーンに元気がない。

市民がアートに投資する機会がない→ハードルが高い。ミューラルアートを増やしていくと、自分で見て楽しめる絵が増える。
普段、アートを見に行こうと思うと、ギャラリーや美術館にお金を払って行くことが大半だが、その時点でハードルが高く感じる。さらに、行っても、良さがそんなによくわからないときや難しく感じることがある。

一方、ミューラルアートは楽しくてハードルが低い。みんなが楽しめるアートを街中に増やすことによって、みんながアートに触れるきっかけが増える。

アーティストを評価して対価を払う

アートを描くアーティストはたくさんの時間を費やして、それぞれスキルをあげながらアート活動をしている。そのアートスキルを評価してあげるべき。
よくあるのは「ちょっと絵を書いてよ」「お金ないねん。でも、ここに書いたらたくさんの人が見てくれるから、自分売れるやろ!?」と気軽に無料もしくは安価で描画を依頼している人がいること。それは、アーティストを浪費している。ちゃんと絵を描いた対価を支払っていきたい。

クラウドファンディングについて

計画では、市役所2号館の北と南の壁に10m×30mくらいの壁画を描く。
アーティストにきちんとお金を支払って書いてもらうので、見積もり額は600万円。
市民が少しずつお金を出し合うことでアーティストにお金を払って、自分が街の中に絵を実装したという、自分事としてとらえてもらい、プロジェクトを進めることが目的。

プロジェクトで絵が描かれたら、「この絵は俺が応援して支援したからできた」と言ってほしい。街中のみんながそういえばアートに興味をもつことができるだろうし、文化度も上がると思う。

今回で終わらず次に繋げる

市役所の2号館はJR三宮駅のホームから少しだけ見える。少しはアピールになるはず。
絵が見えれば「自分のところの壁もやりたい」と思う人が現れるはず。
そうなったとき、「あの絵なんぼ(いくら)やったん?」って必ず聞かれる。
そこで「タダ(無料)で書いてもらった」って答えれば「じゃぁ俺もタダで書いてもらう」となり、アーティストの浪費に繋がる。これが「〇百万払いました」といえば、その絵をベースに「じゃぁ、うちの壁はこれより小さいから、金額はこれくらいになるかなぁ」とか「アーティストはそんな有名じゃなくていいからもう少し安い金額でできるかなぁ」と金額の基準になる。
だから今回のプロジェクトは是が非でもお金を集めてアーティストにお金を払って書きたい。
それが、次の大きな流れになると思っている。

神戸で始まった動きを全国に展開したい。
アーティストの浪費は日本全体の問題でもある。
アーティストも突然勝手に壁に書けば落書きと言われてしまう。
アートを楽しむ文化を神戸から作っていきたい。


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リアルスプラトゥーン体験?!クラウドファンディングについて

今回のミューラルアートプロジェクトは、クラウドファンディングがすでにスタートしています。会場にはリターンのTシャツのサイズ感が分かるようにと見本が展示されていました。

すでに、最初の目標の250万円の目標は達成していますが、最初の説明にあった通り、実際の見積もり金額は600万円。まだまだ足りないのが実情です。

引き続き募集を受け付けています!

私のおすすめは5,000円コースの078kodeと連動して開催される、アートカンファレンス参加券「(A)バンクシー氏直接会った方のトーク」と、21,000円コースの神戸市役所2号館の建物内でのペイント弾撃ち合いです。

とくに、ペイント弾撃ちあいって、リアル版スプラトゥーンじゃないの?!って聞いててワクワクします。それが市役所館内のアートになるそうです!
すでに1度、10組分すべて完売して、今販売中のものは金額アップしての追加枠ですが、これも完売するかもです。追加枠が再版されるとしても、クラウドファンディングは最初に賛同した方が一番安いというルール上、追加されるたびに金額が上がっていくので、絶対参加したい!って方は少しでもお早めにエントリーされることをおすすめします。

クラウドファンディングページここちら↓
神戸から!ミューラルアートを増やし、みんなでアーティストを育てる街を実現したい!

Facebookで共有される世界のミューラルアート

このミューラルアートプロジェクトを立ち上げるにあたり、クラウドファンディングよりも先に、秋田さんはFacebookでグループページを立ち上げました。

それがこちら→「神戸ミューラルアートプロジェクト 参加・応援メンバー

この応援ページに参加している人数はすでに2000人を越えています。
そして、日本や世界のミューラルアートが投稿されるので、私も楽しく拝見しています。
以下、秋田さんがお話された言葉です。


あの国のあの街にこんなアートがあるとみんなが投稿してくれている。ミューラルアートってこういう風に受け入れているんだとかが分かる。「昔、海外に行った時の写真なんですけど」って、みんなこの場所いいなぁって、その絵を撮ってる。
それを神戸の街に増やせばいいものが出来ると思うし、ミューラルアートは地元の歴史や建物の経緯や情報を踏まえて描いていたりしてかっこいいものもある。


この言葉を聞いて、凄く共感しました。
確かに、私も旅先で印象的な景色があれば写真に残しています。
それが、壁に描かれた綺麗なアートだったらなおさらでしょう。
さらに、世間はInstagram等のSNSも盛んです。
BEKOBEモニュメントが人気の撮影スポットになっているのは言わずもがな、例えば、去年アートを見に直島に行ったのですが、同じような楽しみ方を神戸で出来るとしたら、これほど嬉しいことはありません!

今は、1回神戸にきて、ポートタワーや北野やBEKOBEのスポットを回れば終わってしまうところを、絵が増えるたびに何度でも足を運びたくなる神戸に変えてくれる夢が広がります。

すでにミューラルアートを世に送り出しているPOW!WOW!JAPAN

秋田さんの他にも実行員のメンバーが紹介されました。
その中でも、すでに神戸の街にもミューラルアートを送り出しているPOW!WOW!JAPANの岡本エミリさんをピックアップさせていただきます。

POW!WOW!はハワイ在住の創立者ジャスパー・ウォン、カメア・ハダー氏により2011年からスタートしたオアフ島KAKA‘AKO(カカアコ)地区(倉庫街)で行われているコンテンポラリーアートのイベント。

アーティスト支援活動としてフリーウォールとアーティストのマッチングやビジネスサポートと、完成したアートで地域経済の活性化を目指して活動しているNPO法人。

世界中から集められた著名アーティストが巨大壁画を描くときは1週間合宿のような形で制作するそうで、そのスポンサーを募ったりもするそうです。
今回、クラウドファンディングでお金を支払って絵を描いてもらうっていうのは、そういう活動支援の投資にもなるのかなぁと思います。

スライドで、これまで手掛けてこられた作品を紹介して頂きました。
見たことあるものがいくつかあるのと、これから見に行きたいものが出来ました!

5月にお披露目?!

さてさて、この神戸ミューラルアートプロジェクト、第1弾は今年の078KOBEでお披露目予定とのことです!市役所2号館が解体されるのが今年の秋頃の予定、壁に描かれたアートは4、5ヶ月くらいは市民や観光客の人たちに楽しんでもらえるためにも、5月2・3日に描き上がる予定。078のプロジェクトの一つとして連動する予定だそうです。

※078とは・・・テクノロジー、エンターテイメント、エデュケーションを横断的させて、行政、企業、教育機関など、異ジャンルが交わり、実験都市を推進する市民参加型フェスティバルで、東遊園地・KIITO・メリケンパーク・ハーバーランド等神戸の色んな所で開催されます。2020年は5月2日3日の予定とのことです!詳しくは→https://078kobe.jp/

★今後の予定★

2月:アーティスト決定、ミューラルアートの内容調整
4月:2号館ミューラルアート作成開始 (5月:完成予定)
5月:アートギャラリー、感謝・お別れメッセージ落書き開始
6月:庁内ペイント弾イベント(クラウドファンディングの返礼)

ライブペイントが凄かった

さて、秋田さんをはじめ、実行員の方々がお話されている傍らでずっとライブペイントに注力されていた、お二人の作品。適度に撮影していたので、進捗をご覧ください。

スプレーの文字だけでも3回上書きしてるんですよ。そのせいか、遠くから見ると立体に浮かんで見えました。
最初は何を書いているのかわからなかったけど(分からないように描いてた?)ハッキリ浮かんできた時にはすごく見れば見るほど細かくて感動でした。Twitterに動画をシェアしておいたのでそれを貼っときますね。

残念ながら、私は最後までいなかったので、完成品を見ることが出来なかったのですが、オフィシャルページや他の参加者の方たちがアップされると思うので、そちらで完成作品をお楽しみください!

※追記:完成写真、読者様に頂きました!


Kobe mural art project

ホームページ:https://kobe-mural.com/
Twitter:@KobeMural
Instagram:@kobemuralartproject


これからも、このブログで神戸ミューラルアートプロジェクトの進捗を追いかけて行こうと思います!

【追記】写真提供頂きました!

ブログを見ていただいた方から、完成作品の写真を送って頂きました!寺見さんありがとうございました!
写真提供:寺見さん
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帰り道でみつけたミューラルアート

神戸っ子なら、時間があれば三宮から神戸までは歩いて行ける!って人が多いんじゃないでしょうか?私もその一人で、特に最近はドラクエウォークをしているので、あえて歩く!ということもしばしばなのですが、せっかくなので、帰り道にみれるミューラルアートに立ち寄りました。
改めて写真に残すと、映える!(笑)みなさんもぜひ足を運んでみてください。

三宮センタープラザ

海岸通り

乙仲通りを入った所。
有名なサンドイッチの3のお店のすぐそばです。

神戸Harbor Studio

この3つを回るだけでも、意外と楽しかったし、ミューラルアートって認識してみると、見え方も今までと違いました!

これからこういうスポットが神戸にたくさんできるといいな!

まずは、神戸市民の私たち自身が楽しまなきゃ♪

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